他力本願ブログ

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世の中、知らないことが多すぎる。彼女ってどうやって作るの?確定申告って何?日韓問題って?その時興味があることを自分なりにまとめる場所にしたいです。

その検査、本当に必要ですか?

お疲れ様です。けーさんと申します。

 

 

今回は「検査の必要性」についてです。

 

 

突然ですが、皆さんは病院に行った時、その検査にどんな意味があるか、本当に必要な検査なのか、考えたことがありますか?

 

 

 

もちろん風邪をひいた時に熱を測ったり、呼吸音を聞くことは必要です。

 

実は熱があったり、肺炎を引き起こしていた場合に見落としを防ぐことができますからね。

 

 

ですがその後、不要な検査を受けていませんか?

 

 

以下に2つのパターンをあげてみます。少し極端ですが笑

 

 

 

・ある朝起きたら、何やら喉に違和感が。吐き気もあるし、熱も38.5度ある。

これは病院に行かねば。

 

 

 

病院に到着し、受付をして待合室で待っていると名前を呼ばれ、診察室へ。

 

問診を受け、喉の奥を見られ、聴診器を当てられます。時期によってはインフルエンザを疑われ、鼻に綿棒を突っ込まれるかもしれませんね。

 

それらの検査を経て、

「インフルエンザ検査も陰性ですし、風邪だと思います。咳止めと解熱剤出しておきますね。」

と先生。

 

その後お会計、処方箋を出されて、はいお大事に。

 

 

 

ふむふむん、よくある流れですね。

大きな問題は無いと思います。

 

 

特にインフルエンザが流行っている時などは、感染の拡大を防ぐためにとりあえず検査をする場合も多くあります。

 

感染していても症状がない方、症状があっても問診まで症状を仰らない方などもいらっしゃいますのでね、、、

 

 

 

では次です。

 

 

 

・何やら食後にみぞおちあたりが痛い。ちょっと気になるから病院行こうかな。

 

 

病院に到着し、受付をして待合室で待っていると名前を呼ばれ、診察室へ。

 

あなたは事細かに症状を聞かれます。

 

 

「お酒は飲みますか?何をどのくらいの量、どのくらいの頻度で?」

「心窩部の痛みはいつからですか?今まで心臓の病気を指摘されたことはありますか?」

「動悸や息切れはありますか?」

 

 

もちろんあなたは正直に答えます。すると、

 

「炎症反応を見たいので血液検査をさせてください。お腹の状態を見たいので、念のためお腹の超音波の検査をしておきましょう。それと念のため心電図もとらせてください。以前同じような患者さんで心臓に所見があった方がいたので。」

と先生。

 

 

あなた「なるほど、検査しておいた方がいいかな」

 

あなたはこれを了承。検査を受けることにします。

 

 

 

検査も終わり、先生の説明です。

 

※細かく読まなくて結構です。

「血液検査の結果は特に問題ありませんね。肝臓や膵臓の値も問題ありませんし、炎症反応も無いようです。ですが心電図でやや頻脈が出ているようです。一応心臓の超音波検査をしておきましょう。あと頻脈の方は甲状腺ホルモンのバランスが崩れている場合があるので、今日とった血液で追加させてください。ただお腹の超音波の検査をしているので、心臓の超音波の検査は自費になりますがよろしいですか?」

 

 

あなた「???(肝臓の数値ってどれだろう)よくわからないけど、先生がそういうならやっておいた方がいいんだろうか。(甲状腺ホルモンって何?)」

 

 

これまたあなたは了承。検査が追加されます。

 

 

 

さて、追加の検査も終わり、また説明です。

 

「今回の検査では特に異常は見られませんでした。心臓の働きも問題ないようです。次回胃カメラの検査を予約してください。とりあえず胃酸を抑えるお薬出しておきます。お疲れ様でした。

 

 

 

またまた待合室で待っていると、お会計で呼ばれます。

 

受付嬢「1万8000円になります。」

 

あなた「!?!?そんなに!?」

 

 

驚いたあなたはお会計の詳細を聞きます。

 

受付嬢「血液の検査以外に超音波の検査を2種類受けてらっしゃいますので、片方は自費の扱いとなります。検査の際にドクターから説明があったと思いますが?」

 

 

あなた「そういえばそんなこと言われたような気も。。でもでも、こんなにお金がかかるなんて知らなかったし。。。」

 

 

しかし検査はもう終わってしまっています。今更キャンセルができるはずもなく、泣く泣く支払いをすませるあなた。

 

 

 

 

はい。

 

あくまでも例えですので突っ込みどころはありますが、これに似たような状況を度々見かけます。

 

 

 

私たちは、医者が言うことをあまりに鵜呑みにしすぎていると思います。

 

 

当然医者は専門家で、病院にかかる方の多くは正しい知識がないので、こうしましょうと言われたら了承してしまうものかもしれません。

 

ですが、検査の内容や説明がよくわからないのであれば、知ろうとする努力をするべきだと思います。

 

 

 

・なぜその検査が必要なのか?

・検査をすることで何がわかるのか?

・自分の気になる症状に関する説明はちゃんとなされているのか?

・不安はきちんと解消されたか?

 

 

以上のうち1つでも満たされていないのであれば、あなたは安易に「わかりました」と言う言葉を使うべきではありません

 

 

 

病院は、患者さんの不安や悩み、痛みを解消する代わりに、対価をいただいています。

 

解消できていないのにただただ闇雲に検査ばかりを受け、必要以上の対価を払っては絶対にいけません。

 

 

自分のお金を、時間を守ることができるのはあなただけです。

 

 

疑問に思ったら、まず質問を。

あなたには知る権利があります。医者は説明を拒否することはできません。

 

 

是非意識してみてください。

 

 

 

 

 ではでは、けーさんでした!