他力本願ブログ

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世の中、知らないことが多すぎる。彼女ってどうやって作るの?確定申告って何?日韓問題って?その時興味があることを自分なりにまとめる場所にしたいです。

US?超音波検査?エコー?なあにそれ

お疲れ様です。

 

 

Kさんと申します。

 

 

今回は「US=超音波検査=エコー」についてです。

 

 

 

皆さんは病院にかかった際、お腹や胸にゼリーを塗りたくられて機器を押し付けられる検査を受けたことがありますか?

 

健康診断等で受けたことがある方が多いかもしれませんが、詳しく知っている方は少ないのではないでしょうか?

 

 

 

・US(超音波・エコー)検査とは?

 

 

 

お腹や首にゼリーを塗られて機械を押し付けられるのがUS(UltraSound)検査です。

超音波検査とかエコー検査と呼ばれたりもします。すべて同じ検査のことを指します

 

 

 

腹痛などで病院に行った際、多くの人が最初に受けることになる検査かと思います。

 

 

他にも、おなかの中の赤ちゃんを見るために産婦人科で行われていたりしますね。目的は違いますが、同じ機械を使って行われます。

 

 

・メリット

 

この検査では、外からではわからない身体の内側を何のリスクも無く見ることが出来ます(多少押されたりはしますが)。

 

日常生活を送る上では何の問題も無いような無害なできものから、放っておいたら命にかかわる危険なできものまで、それなりの確率で見つけることができます。

 

 

また、肝臓や腎臓といった内臓系以外にも、乳腺、心臓、血管系や何か良くわからないものの性状調査まで適用することができる、非常に汎用性が高い検査となっています。

 

 

他の検査に比べて制約が少ない検査なので、「とりあえずやっておこう」感覚でオーダーされることが多いです。

 

 

・デメリット

 

勘違いが多いのですが、この検査を受けて異常がなければ健康である、とは言い切れません。

 

 

というのも、この超音波検査というのは”空気”にとても弱いのです。

 

人間の身体の中には肺や胃、腸など、内部に空気を含む臓器が存在します。これらの臓器が見たいところにかぶってしまっている場合、どうしても死角となる場所が出てきます。

 

そしてそういう場所に限って悪いものがあったりするわけです。つらい。

 

 

 

また、検査している人間の技量によって結果が大きく変わってしまうことがあります。

 

 

専門施設や大規模な病院であれば大丈夫だと思いますが、小規模なクリニックや町医者の場合は注意が必要です。

 

経験が浅いのに1人でやっていたり、ちゃんと勉強しないまま長年やっているベテラン”風”の人がいたりします。

 

 

すごく心配で病院に来たのに、検査してる人が首をかしげてたり。ブツブツ言っていたら不安になりますよね?私はなります。

 

 

なので検査する側として、こんな人だったら注意が必要かも?という点をいくつか挙げてみます。

 

 

①検査態度が悪い人

 

「検査態度が検査内容に関係あるの?」

と思うかもしれませんが、私の知っている技師がまさにこのタイプなので割りと当てはまると思います。

 

といいますのも、そもそも私たち検査する側は質のいい検査を提供して、医者の診断の一助となるために日々頑張っているわけです(常にそんな高尚な志を胸に抱いているわけではありませんが笑)

 

そのためには患者さん側にも体勢を変えてもらったり、息を止めてもらったりと、協力してもらわなければいけない場面も出てきます。

 

 

円滑に検査を進めるためには、そのときだけでも「いい人間関係」をつくる必要があります。

しかし態度の悪い技師に対して、自分が患者さんの側だったら協力したいと思えるでしょうか?思えませんよね?ね?

 

検査態度が悪い人の多くは、「自分のために」検査をしている人がほとんどです。

自分が満足感を得るために、仕事した問う言う実感を得るために検査をしているのです。

 

崩されたくない自分のペースのようなものがあり、何人も連続で検査が入るとだんだんと機嫌が悪くなったり、明らかに適当になったりします。

 

 

仕事に機嫌の良し悪しを持ち込んでしまう人に、他人への配慮が出来るはずがありません。

 

 

②検査にものすごく時間がかかる人

 

そもそもこの超音波検査、どのくらい時間がかかるものかご存知でしょうか。

1分?30分?1時間?

 

 

答えは「部位による」です!

 

・・・答えになっていないのでざっくりお答えします。

 

 

・お腹の検査(肝臓や膵臓、腎臓など):5~10分

・頚動脈や甲状腺の検査:5~10分

・心臓の検査:15~30分

・乳腺の検査:10~20分

 

 

主要な部位はこんなところでしょうか。

上記はあくまで目安です。これにいくつかの要素が加わるとどんどん時間は長くかかります。

 

よくあるものとして肥満が挙げられます。

エコーの検査では、脂肪が多いとどの部位もかなり見づらくなってしまいます。例外はほとんどありません。

 

また、何かしらの所見があった場合は注意深く見る必要がありますので、当然時間は長くなります。

 

 

これらを考えても、きちんと検査が出来ている人であれば15~20分程度で終えることが出来るはずです。

 

なのでやたらめったら時間がかかっていたのに、結果説明では異常なしだったなんてことがあった場合、そんな技師に1人で検査をさせるような施設はお勧めできません。

 

 

③痛い人

 

 

見た目が痛いとかではなく、検査の際に押し付けられる機器を骨に思いっきり押し付けてくる人だった場合、経験が浅い可能性があります。

 

これは初心者に良く見られるもので、画面を見ながら手を動かすという作業に慣れていないために起こります。

機器は硬い素材ですので、骨に当たるとそれなりに痛いものです。

 

 

普通であれば(画面:患者さん)=6:4くらいの意識ですが、初心者だと8:2、もしくは9:1くらいになってしまうのです。

 

 

ただし、ごくまれにうまい人でも強く押し付ける人もいるようですので、①、②と合わせて判断されてください。

 

 

 

もしも病院で検査を受ける機会があれば、少し意識してみると面白いかもしれません。

 

 

 

 

 

 ではでは、けーさんでした!